31日目。
例えば、このブログが10年後まで続いていたとする。
3650日後だ。
数字にしてみるとそうでもないようで、しかし実際に到達するまでに過ごすその時間という名の旅路は果てしなく長いものだろう。
と言うより、ぜひそうあって欲しいと思う。
「30歳を過ぎたら1年なんてあっという間。」なんて言葉もあるけど、
きっとその言葉を発した人からすれば本当にそうなのかもしれないけど、
やっぱり信じたくない。
僕にとって10年後とはまだまだまだ遠い未来にあって、きっと遠回りしたり躓いたりしながら時間をかけて上っていくはずなんだ。
そう考えた時に、僕がブログを書かなかった19日間という時間の、その儚さたるや。
19/3650
19が素数で約分できんかった。
とにかくそもそも、僕は僕自身のためにこのブログを始めたのであって、2週間ちょっと更新しなかったくらいで誰かに責められる謂れはない。
誰にも責められてるわけでもないのにこんな言い訳を考えてる時点で自責の念に駆られている証拠なんだけども、僕はやたらめったら自分を責める癖があるのでここはとにかく自分自身を守ってあげる必要がありました。
ということで、ブログが沈黙している間にめっちゃ師走です。
ここ数年は毎年、この時期になると
「また1年が終わる...」
と絶望に暮れていました。
30歳過ぎてなくても1年間は死ぬほど早かったです。
ジャクソンのストレートより速かった。
でも、なんか今年はここ数年とは心持ちが違います。
なんだかすごくポジティブです。
心が軽くて、「年末うひょー!!!!」って感じです。
要因には心当たりがいくつかあるんですが、今年はとにかく激動だった。
後に保田の人生のターニングポイントと言われるかもしれないです2017年。
バンドの解散
バンドの結成
引越し
おばあちゃんが天国に行った
カープ2連覇
カープCS敗退
パッと思い出すだけでもこれだけたくさんのことがありました。
全部鮮明に思い出せる。
だってこれ全部今年の7月以降の出来事だもの。
身体も心も揺れ動き、背中を押されて踏み出した大きな一歩って感じの1年でした。
おばあちゃんは癌で亡くなったんだけど、癌が発覚するまではスーパー元気でした。
弱音を吐くところなんて一度も見たことなかったし、恐らく同年代のおばあちゃん方よりもだいぶわんぱくパワフル系おばあちゃんだったと思います。
そんなおばあちゃんが癌で苦しんでる姿には、すごくショックを受けました。
あのおばあちゃんでも病気には敵わんのかと。
そんなおばあちゃんが、僕にくれた最後の言葉
「うちにあるもんぜーんぶあげる。ちょうどよかったねえ。」
ちょうど引越しの準備中だった僕に、もうほとんど出せない声を絞ってくれた言葉です。
この言葉をくれた数日後に亡くなったんだけども、自分が死ぬ間際に、めちゃくちゃ痛くて苦しいはずなのに、こんなジョークを飛ばせるおばあちゃんがカッコよすぎてたまりませんでした。
言われた時は普通に爆笑しました。
俺もいつか死ぬ時は孫に同じこと言いたいな。
いいタイミングで孫に引越しさせよ。
ということで、新居はおばあちゃんの形見がいっぱい。
サンキューおばあちゃん。
僕は元気に生きてます。
例年よりウキウキで年を越せそうです。
来年はカープ3連覇!!
からの日本一!!!!
そしてME‹P›WLの第一次覚醒!!!!
怒涛じゃ!!!!
よろしくの!!!!
良いお年を!!!!!
写真はうちの向かい側にある小ぢんまりした居酒屋で忘年会した時の1枚。
初めて行ったけど、店主も娘さんらしき人も全く愛想が無くて最高だった。
行きつけよ。